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新規事業開発ガイド:新規事業立ち上げを成功させる「コンサル活用」の考え方

公開日:2025/09/29

エナメディア編集部

エナメディア編集部

※本記事は新規事業開発に関する情報をまとめたものであり、弊社のコンサルティングにおいて必ずしも同様の内容をご提案するとは限りません。あくまで参考情報の一つとしてご覧ください。

「新規事業を立ち上げることになったが、どこから手をつけていいのかわからない」

「市場調査や事業計画を作ってみたけれど、これで十分なのか自信がない」

「社内のリソースだけでは検証や推進のスピードが追いつかない」

こうした悩みは、新規事業の担当者にとって非常に一般的なものです。

既存事業と違い、新規事業には“前例がない”という大きな壁があります。だからこそ、外部の知見を取り入れる「新規事業立ち上げコンサル」の存在が注目されています。

本記事では、新規事業立ち上げにおけるコンサルの役割と活用の仕方を整理し、単なる外部委託ではなく、自社の動きを加速させるための実践的な視点をお伝えします。

コンサルは「代わりにやってくれる人」ではない

新規事業立ち上げにおいて「コンサルタント」と聞くと、指示を出せば調査や資料を作ってくれる存在をイメージする方も多いかもしれません。

しかし実際には、それだけでは十分ではありません。特にPMF(プロダクト・マーケット・フィット)を目指す初期フェーズでは、

・どの顧客課題に注目するか

・どの仮説をどう検証するか

・どこでGo/Stopの判断を下すか

といった「意思決定の軸」を整理することが重要です。

この部分は社内の理解・合意形成と直結するため、外部コンサルに丸投げできるものではありません。れは自社に応用できる」「この考え方は社内稟議に使えそうだ」といった発見が増えていきます。

立ち上げコンサルを使うメリット

では、コンサルを入れると何が変わるのでしょうか。大きなメリットは次の3つです。

  1. 検証プロセスの型化

 何を・どこまで・どの順番で確かめるかが整理され、迷走を防ぐ。

  1. 意思決定の基準づくり

 「ユーザーインタビューで◯割以上が共感したら次に進む」といった明確な基準ができ、経営層の判断がスムーズになる。

  1. リソース不足の補完

 市場調査やユーザー調査など、工数が大きい部分を支援してもらうことで、担当者は戦略や社内調整に集中できる。

つまりコンサルは、調査代行というよりも「新規事業を動かすための仕組みを一緒につくる伴走者」として機能するのです。

コンサルを活用する際に意識したいこと

外部の力を借りる際に大切なのは、「何を任せ、何を自分たちで判断するか」をはっきりさせることです。

例えば、

任せられること:市場調査のフレーム設計、検証インタビューの実施サポート、検証データの整理

自社で担うこと:事業テーマの方向性決定、判断ラインの設定、社内の合意形成

このように役割分担を明確にすることで、コンサル活用は最大の効果を発揮します。

まとめ:コンサルは「推進力」を得るための選択肢

新規事業は、不確実性との戦いです。

社内リソースだけで完結しようとすると、どうしてもスピードや精度に限界が生まれます。

その時に有効なのが、新規事業立ち上げコンサルという選択肢です。

「自分たちだけでは意思決定の根拠を示しきれない」

「社内の合意形成が進まず、立ち上げが遅れている」

こうした課題を抱えている新規事業担当者にとって、外部の伴走者は強力な推進力となるでしょう。

販売戦略の立て方に不安がある方や、新規事業の進め方でお悩みの方へ——

エナジャイズでは、貴社の状況に合わせた実践的なサポートを行っております。

新規事業開発のご相談は、どうぞお気軽にエナジャイズまでご連絡ください。

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株式会社エナジャイズ代表取締役岡崎 史

プロフィール 大学卒業後、大手飲料グループを経て、40事業を超える新規事業の立ち上げを経験。その経験を活かし、2022年、PMFと顧客開拓を同時に実現する『PMFプログラム』を開発。
徹底的に顧客視点に立つ独自の手法で、年間2,000社の新規商談を生み出すなど新規事業推進のスペシャリスト。
大企業を中心に伴走支援、研修、講演等実績多数。

PMFプログラム

プロダクトが完成しても、すぐに売れる状態とは限りません。
エナジャイズのPMFプログラムは、顧客ヒアリング・MVP改善・提案プロセス構築・テストセールスなどを通じ、営業の勝ち筋をつくる“売れる状態”を体系的に構築します。
PMF未達のまま営業を増やす“水漏れ状態”を解消し、再現性ある営業モデルへ進化。
事業をスケール可能な状態に導きます。

PMFサーベイ

自社プロダクトがどの程度市場に合っているのかを可視化するのがPMFサーベイです。
エナジャイズがターゲット企業へのアポイント・商談を代行し、顧客の声を独自手法で収集・分析。
PMF達成度をスコア化し、強み・課題・改善ポイントを明確化します。
現在地を正しく把握することで、最短でPMF達成・事業収益化へ向かうための打ち手が明確になります。

新規事業研修・人材育成

新規事業の成功は「人材の質」に大きく左右されます。
エナジャイズの研修は、知識習得だけでなく“顧客理解を軸に意思決定できる人材”を育てる実践型プログラムです。
課題発見力、仮説検証力、事業推進力を体系的に習得し、組織全体の新規事業推進力を底上げします。
アイデアを価値へと変える人材を育成し、企業のイノベーションを加速させます。

PoCパートナー開拓

PoCの成果を左右するのは「誰と組むか」です。
しかし、パートナー候補の選定やアプローチ、交渉には多大な工数がかかります。
エナジャイズは、PoCの目的設計から最適パートナーの選定、商談・交渉まで一連のプロセスを代行・伴走。
BtoB新規事業に特化した知見で、単発の実証に終わらない“事業化につながるPoC”の実現をサポートします。

ビジネスモデリング

技術起点の事業は強みを活かしやすい一方、プロダクトアウトになりやすい課題があります。
エナジャイズは、技術の価値を正しく市場に接続するために顧客検証を基盤としたビジネスモデリングを実施。
顧客課題の構造化、価値仮説の整理、提供価値の再設計を通じ、技術の可能性を“売れる事業”へと昇華します。成功確度の高い事業企画を構築します。

顧客検証

新規事業の多くが失敗する要因は、顧客理解の不足です。
エナジャイズでは、仮説設計から質問設計、ターゲット開拓、インタビュー実施、分析までを一気通貫で支援します。
単なるヒアリングではなく、洞察を得て次の打ち手に落とし込む“実践的な顧客検証”を実施。
生きた顧客の声を基に、事業の方向性を確実に見定め、成功確度の高い事業開発を実現します。

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